セラミック刃の正しい使い方のご紹介
セラミック刃の正しい使い方のご紹介
セラミックブレードの正しい使い方の紹介
セラミックは、ハイス鋼、超硬工具、コーティング超硬工具に次ぐ高硬度の工具材料です。セラミック刃の正しい使い方は?
1. 強度に優れた刃形状を選択する 強度に優れた刃形状を選択するようにしてください。
2. はみ出し量を最小限に抑えます。突き出し量が長すぎると振動スジや刃欠けが発生します。
3. 刃の不具合対策。加工を開始する前に、ワークの角の面取りを行います。ワークのコーナー部を鋭角に加工すると、小さな欠けやチップ欠けが発生しますのでご注意ください。
4. 停滞は厳禁です。ゼロ送り時に刃物がワークに接触すると摩耗が著しくなりますのでご注意ください。
5. 切削油。旋回時には切削油を十分に使用してください。強い断続加工の場合は、切削油の加工効果を打ち消して加工した方が良い場合があります。ミーリング加工の際は切削油を中止し、ドライ加工を行います。
6. ナイフ先端処理。耐熱合金の加工では鋭い刃先が必要ですが。しかし、セラミックインサートを使用する場合、小さな角度の面取りと丸みを付けることにより、優れた耐摩耗性、特に耐境界摩耗性を発揮するのに役立ちます。